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2010年7月10日

トレーナーという職業について(その3)

●今現在こそ「資格という制度」を作る利点

 この資格という制度は「勉強するきっかけ」にもなりますし、取得者の知識を明確にすることもできます。
>取得者の知識を明確にする
というのは、「未取得者」と「取得者」を区別することでもあります。
一見こんなことをする必要が無いように思うかもしれませんが、自分の経験だけに頼り間違った知識をもった「自称トレーナーやコーチ」があまりにも多いのも事実です。
如何に重要であるかを考えてほしいと思います。

 よく何事にでも「資格ありきではない」と言われておりますが、資格があったことに越したことは無いと思います。目の前にいるトレーナーがどういった(知識をもつ)人なのかを表せるものですから、説得力が増すことは間違いが無いはずです。

 さらに資格ブームにも乗って、トレーナーをやる気が無い人や、これまで運動に対して無縁だった人(資格ゲッター)に対しても正しい知識を広めることが出来るきっかけにもなるわけです。知ったら使いたくなると言うのが人の性分なわけですから、本来ならば利用しない手は無いはずです。

●資格の現状

 今のところ有名な資格を聞いたことが無いのは、私が知らな過ぎるだけなのでしょうか。
(ほぼ全部聞いたことなのだが)聞いたところによると、ほとんどのトレーナーがそれぞれにもつ資格と言うのは、「社内資格」ということだ。
要するに、所属する社内でしか通用しない一般的ではない資格のことである。
これを共通にすることが出来れば、完全に指標となるはずであるのだが、今のところ聞いたことが無い。
詳しくなるときりが無いわけで、結局のところ医者、リハビリ専門の人(名前忘れた)の知識とトレーナーの知識の部分で誤りが起こってしまうからなのだろうか。
トレーナーが間違った判断をして、医療の分野であったものを間違って伝えてしまうことになりかねないわけである。

 

 

 ●資格の分野と段階

 どうやら、トレーナーとしてまず大前提として必要とされる知識は、メディカル部分である。
いくらトレーニング方法を知っているとしても、健康を害するほどトレーニングをしていては意味が無いわけであり、トレーニングによる怪我はもってのほかであるからだ。

 年齢的健康維持系トレーニング、純粋なフィジカルトレーニング、そして競技系のトレーニングは最低限分けるべきであろう。段階として考えても良いのかもしれない。ただ本当に知識を広めたいのであれば、分野として並行した資格として扱ったもいいのだろうが、やはりメディカルが欠けているのは指導をしていてまずい部分が大きいと感じた。

●競技系トレーナーが続かない理由

 前回までに「バイトのトレーナーであるという悪循環」と言う話題を書いた。
補足をすると、話題で触れた「バイトのトレーナー」と言うのは細かく言うと、フィジカルトレーナーと言って、筋力トレーニング(筋トレ)を指導・補助するトレーナーである。ジムなどにいるアルバイトのフィジカルトレーナーは少なからずお金が貰えるのでまだ良いのだが、それとは別に競技に付き添ってフィジカルトレーニングと競技の間のトレーニングを指導・補助する競技(アスレティック)トレーナーがいる。

 皆さんは「競技(アスレティック)トレーナー」と言われて、どのような事を想像しますか?
知らなかった頃の私を含めて、皆さんが想像するのは「プロに帯同する競技(アスレティック)トレーナー」だと思います。プロはスポンサーからお金がもらえるからプロなのであって、当然ながら収入がある。しかし、ほぼ全ての競技(アスレティッ)トレーナーはボランティアで成り立っているそうなのだ。

  「???」

と思われる方が多いと思うのだが、競技(アスレティック)トレーナーと言うのはフィジカルトレーナーよりも難しいと思う。メディカルトレーニング、フィジカルトレーニングの知識に加え、純粋に競技の特性を知ってようやく競技(アスレティック)トレーナーが成り立つからだ。

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